フジタ礼拝堂

ランスの続きです。お昼を食べた後は「フジタ礼拝堂」に向かいました。
ランスのノートルダム大聖堂からそんなに離れていない所にあります。

実は3年以上前にも来たことがあるのですが、11月で閉館時期だったんです。
今回は念願叶って中に入ることが出来ました。

小さな礼拝堂ですが、明るく、とっても居心地の良い場所でした。

入り口です。
残念ながら中は撮影禁止でしたので、Patrimoine du champagneのサイトから
フレスコ画の写真↓をお借りしました。他の写真はサイトでご覧下さい。

礼拝堂で頂いてきたパンフレットに礼拝堂の歴史が
記されていましたので、一部ご紹介します。
『日本生まれの画家である藤田は1913年に渡仏し、モンパルナスに居を構えます。
彼はエコール・ド・パリ(パリ派)の画家として知られています。1959年、藤田は
ランスのサン・レミ聖堂から不思議なインスピレーションを受け、カトリックに改宗、
洗礼を受けランスのノートルダム大聖堂で結婚式を行います。彼は当時シャンパンメーカー
Mummの社長であった洗礼親のルネ・ラルーとともに、翌年、聖母マリアに捧げる
ロマネスク様式の礼拝堂を建設することを決意します。1966年6月から8月いかけて、
藤田は礼拝堂の壁一面を大変計算された絵画装飾で埋め尽くします。』
他の宗教画とは違った、彼独特のタッチで描かれたフレスコ画は圧巻でした。

この礼拝堂は1966年に奉献され、同年10月18日、正式にランス市に寄贈されたそうです。
ランス美術館の入場料込みで一人4ユーロでした。
この後でランス美術館でも藤田画伯の作品を観ることが出来ました。
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